出演:久保田翠、河野聡子、中村益久、西浜琢磨、渡辺卓哉、北條知子、足立智美
日時:2012年10月31日(水)19:00-21:30
チケット:1,500円(全席自由)
問い合わせ:eemt.eemt(a)gmail.com
会場:新宿文化センター小ホール
東京都新宿区新宿6−14−1
- JR/京王線/小田急線「新宿駅」東口より徒歩15分
曲目:
ロバート・アシュリー|in memoriam... Esteban Gomez (1963)
ラ・モンテ・ヤング|Poem for chairs, tables, benches, etc. (1960)
ジョージ・ブレクト|For a Drummer, Fluxversion 2, 4, 5 (1966)
トム・ジョンソン|Counting Duets (1982)
デヴィッド・トゥープ|Lizard Music (1972)
クリスチャン・ウォルフ|Prose Collection より
ティム・パーキンソン|song for many (2011)
G. ダグラス・バレット|Three Voices (2008)
ベンジャミン・パターソン|Paper Piece (1960)
塩見允枝子|Boundary Music (1963)
池田拓実|委嘱新作 (2012)
久保田翠|新作 (2012)
北條知子|新作 (2012)
more (or less...)
実験音楽とシアターのためのアンサンブル:
ジョン・ケージの提起したシアターと記譜を巡る問いかけを軸に、フルクサス、スクラッチ・オーケストラ、ミニマル・ミュージックからヴァンデルヴァイザー楽派以降の流れに至るコンセプチュアリズムとミニマリズムの系譜の検証と再創造をおこなっている。足立智美ワークショップ生(四谷アート・ステュディウム)が中心に2011年に結成。メンバーの専門分野は音楽、パフォーマンス、美術、詩、など多岐にわたる。これまでの2度の自主公演の他、一柳慧作曲の"sapporo"(1962)を44日間演奏し続けた展覧会《"sapporo" around the world》(トーキョーワンダーサイト本郷、2012)や、Whenever Wherever Festival 2012(森下スタジオ)への参加など。
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News
四谷アート・ステュディウム・アーティスツファイル、および、講師・修了生に関連するお知らせ
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実験音楽とシアターのためのアンサンブル
コンサート vol.3
中井悠|So to Speak(言うなれば):ジョン・ケージにおける即興の問題 ほか
近畿大学国際人文科学研究所研究員 中井悠が寄稿・発表を以下のとおり行ないます。
寄稿
- 『ユリイカ 特集=ジョン・ケージ――鳴り続ける〈音〉 生誕100年/没後20年』2012年10月号(青土社)に
「So to Speak(言うなれば):ジョン・ケージにおける即興の問題」、および
「ケージを理解するためのキーワード集」を寄稿
- Tacet: Experimental Music No.2に“Lost Information: Selected Perspectives on 'Experimental Action'”を寄稿
発表
- 10月27日にトロント大学で開催される国際会議The Future of Cage: Credoにて“Cagean Theatre (s)”を発表予定
- 10月30日にチュレーン大学(ニューオーリンズ)で開催される国際会議Ecomusicologies 2012にて“An Electronic Ecology: The Natures of David Tudor's Electronic Music”を発表予定
前後|把っ手|脱脱出、反反応
前後(神村恵+高嶋晋一)
把っ手
日時:
9月28日(金)17:00-21:00(最終入場は20:15)
9月29日(土)15:00-19:00(最終入場は18:15)
※上演時間の中で、お好きな時間にご来場ください。45分前後のパフォーマンスをご覧いただきます。
料金:1500円|※各日40名限定
会場 / お申込先:Art Center Ongoing
〒180-0002 東京都武蔵野市吉祥寺東町1-8-7
TEL/FAX:0422-26-8454
e-mail:info(a)ongoing.jp
内容紹介
窓があるから景色を見るのか、景色を見るため窓があるのか?
夜があるから眠るのか、眠くなるから夜が来るのか?
言葉はどちらもフィクションです。
フィクションの実物を、覗きに来てください。
※このイベントはongoing FESの一環として行われます。
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前後(高嶋晋一+神村恵)
脱脱出、反反応
日時:10月27日(土)開場 18:00/開演 19:30
料金:1,500円/学生:1,300円
会場:blanClass
〒232-0006 神奈川県横浜市南区南太田4-12-16
内容紹介
あたりは暗くならないけれど、そのかわりに眼をつぶることはできる。だとすれば、あたりが明るくならなくとも、発光することだってできるはず。そうやって想像力は、(足がなくとも)わずかな足がかりから、歩みをはじめる。想像するとは対応する何かをみつける力、あることとないこと、ありうることとありえないこととを、等価な建築資材にして扱う術だ。だが、その対応がない、片側がない事態を想像することはできるだろうか? 水と水際はあるが陸はない、そのつどの接近と遠ざかりはあるのに到達点はない、そうした事態(寄せては返す波の運動が無駄だと誰が言えるだろう)。一方がなければ他方はない、という相補性。しかし、一方しかないのに、一方のまま、確かに自らが一方であると知れるなら、それはもう欠如ではない。
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Ellen C. Covitoの音楽
主な出演者:池田拓実、井上郷子、川島素晴、鈴木治行、多井智紀、東保光、中井悠、横島浩、実験音楽とシアターのためのアンサンブル(河野聡子、西浜琢磨、中村益久、北條知子)
日時:2012年9月19日(水)20:00開演
料金:2000円(+1ドリンク)
予約:you(a)nocollective.comまでお名前と人数をお知らせください(作品の都合上、観客は先着45名に限らせていただきます)
場所:渋谷公園通りクラシックス
東京都渋谷区宇田川町19−5 東京山手教会B1F
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内容紹介
No Collectiveと実験音楽とシアターのためのアンサンブルの合同企画として、アルゼンチンの作曲家/コレオグラファー Ellen C. Covito (エレン・C・コビト)の、日本初となるコンサートを開催します。
近年盛り上がりを見せるブエノスアイレスの実験音楽シーンにおいても、フェミニズムとエコロジーに立脚した明晰な理論と、それに裏打ちされたユニークな方法論によって知られ、「同世代で最もラディカルな作曲家」とも称されるコビト。コンサート会場と同じサイズのスコア、視力検査表のスタイルで表記された楽譜、蛍光塗料で書かれた音符たち、あるいはリアルタイムで作曲を競い合う作曲家たちのグループなど、彼女のComposed Improvisation(「作曲された即興」)とImprovised Composition(「即興された作曲」)は、ジョン・ケージやクリスチャン・ウォルフの先例を踏まえながら、[即興/作曲]、[楽譜/演奏]などといったもろもろの対立を、ユーモラスに脱臼させ、独創的に組み換える試みとして、世界各地でさまざまな作曲家たちの関心と注目をいま寄せ集めています(学術誌 Perspectives of New Music でも近日中に、No Collectiveメンバーへのインタヴューを含む特集を予定)。
今年6月にNo CollectiveとPanoply Performance Laboratoryの共同主催によってニューヨークで行なわれ、盛況を博したアメリカ初のコンサートに続き、東京でも、第一線で活躍する卓越した作曲家/演奏者たちによってコビトの主要な作品を網羅します。