【目次】
- アンチノミーの詩学(関井光男)
- アンチノミー(柄谷行人)
- 準備と注解(岡崎乾二郎)
1. アンチノミーの諸相
- デューラーの憂鬱 ─ 宗教改革時代の芸術作品
- 写実と隔たり
- 「エクフラシス」の臨界 ─ ディドロの美術批評
- 「写真」と物質 ─ 高橋由一
- カズンズそしてセザンヌ ─ 風景の創出
- 招待といわれるアンチノミー ─ マルセル・デュシャン
- 発明された聴取 ─ ジョン・ケージ
- 決定 あるいは 非決定 ─ ジョン・ケージ<<ヴァリエーションズIV>>に現れる「ゼロの時間」
- 絵画の反省的判断と規定的判断 ─ グリンバーグのジレンマ
- 壁と窓 ─ ロバート・マザウェル
2. アンチノミーの展開
Gallery Objective correlative 活動履歴
監修 :
岡崎乾二郎
編集 :
近畿大学国際人文科学研究所
四谷アート・ステュディウム
エディトリアル・スタッフ :
中村麗 木原進 奥定泰之
発行 :
近畿大学国際人文科学研究所