松浦寿夫|デ=コラージュ・シティー

December 11, 2011|講義

講座「Theory Round Table」の一環として、 松浦寿夫氏(西洋美術史、美術批評)による講義が、9月22日に行われました。

ある要素をつけ加えることで空間を変更するのではなく、すでに充当されている機能や役割、シンボルを奪うことによって、いかに空間を変更することが可能かが分析されました。主にコーリン・ロウのコラージュ・シティが提起する問題と、シテュアショニスムの漂流理論、デ・コラージュという操作を制作の原理として採用している、レイモン・アンスやジャック・ヴィルグレの仕事が取り上げられました。

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