Theory Round Table 講義=松浦寿夫[9月22日]

September 6, 2011|講義

Theory Round Tableでは、松浦寿夫氏(画家、西欧近代美術史)をお招きし、以下のテーマで講義を行なっていただきます。
なお、本講座は、「クリティカルな場所(臨界/エントロピー)」を2011年度の共通テーマとして開講されます。

デ=コラージュ・シティー

前回の講義では、継起性/同時性の対立関係の検討から同時多発性、同時遍在性という概念を検討したが、今回はさらに、並置/重合の関係に注目してみたい。アポリネールの物語を起点として、シテュアショニスムの漂流理論、レイモン・アンス、ジャック・ヴィルグレの作品の分析へと進めたいと思う。
――松浦寿夫

申し込み方法
*講座受講生以外の方も、1コマ2,000円の受講料で聴講することができます。(会員以外の方は、別途入会手続が必要です)
*事務室までお電話/ファックスでまたは直接ご予約ください(定員に達し次第受付を締め切りますのでお早めにお申し込みください)。

■日時:
9月22日(木)18:30-20:00
■会場:四谷アート・ステュディウム講義室
※外苑前仮校舎での開講です【地図】
■受講料:各2,000円
■お申し込み / お問い合わせ
近畿大学国際人文科学研究所東京コミュニティカレッジ
四谷アート・ステュディウム事務室
〒107-0061 東京都港区北青山2-7-25 神宮外苑ビル3F
tel. 03-3351-0591(9:30-17:00、日曜・祭日 休)
fax. 03-3353-7300


松浦寿夫まつうら・ひさお
1954年生まれ。画家、西欧近代絵画史。東京外国語大学教授。主な著書=『講座20世紀の芸術 第4巻 技術と芸術』『講座20世紀の芸術 第8巻 現代芸術の焦点』(いずれも共著、岩波書店)、『朝日美術館 西洋編9 ボナール』(共編著、朝日新聞社)、『モデルニテ3×3』(共著、思潮社)、『村山知義とクルト・シュヴィッタース』(共著、水声社)、『絵画の準備を!』(岡崎乾二郎との対談、朝日出版社)など。

【Theory Round Table 開講スケジュール】