山崎広太 身体/言語ゼミ ショーイング

November 20, 2010|イベント

7月16日、GALLERY OBJECTIVE CORRELATIVEにて「山崎広太 身体/言語ゼミ」のショーイングが行なわれ、受講生それぞれが自ら振り付けたソロと、全員がパフォーマーとなる振付のデモンストレーションが発表されました。

ソロでは、複数の演習を踏まえて、振付によって構成される時間に焦点が当てられ、その創作過程で、各々の振付を客観的に言語化する(別の言語体系に置き換える)ことが試みられました。ワークショップでの演習は多方向にわたり、2人または3人のリレーションシップに基づく振付、舞踏、「ウェイティング」や遠心力を利用する「フルイド・テクニック」など山崎さん独自の手法、詩に着想を得たムーヴメントの創作などが実践されました。
続くデモンストレーションは、前年のショーイングで発表された《インタラクティヴ・ダンス》を再構成したもので、観客のシチュエーションを組み込んだ振付による10余りのシーンだったものが、同時多発的に展開されました。それは、空間ごとに決められた振付のストラクチャーのあいだをパフォーマーの身体が横断していくものとなりました。

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写真左から3点:ソロより|右:デモンストレーションより

出演:石山千尋、漆崎泰子、岡本拓、河内崇、小森恵、下田伊吹、
谷口五月、中道侑嗣、中保佐和子、早崎一修、峯山千早

*身体/言語ゼミは、7月13日-16日に集中講座として開催されました。

デモンストレーションのパート 動画