Maestro Guant 2009 シンポジウム Desktop Metaphysics
December 30, 2009|イベント
机上の形而上学――スクール・オブ・メタフィジックをめぐって
11月28日、第4回マエストロ・グワント(四谷アート・ステュディウム最優秀アーティスト賞)審査員の川出絵里(『美術手帖/BT』副編集長)、松浦寿夫(画家/西欧近代絵画史、東京外国語大学教授)、藪前知子(東京都現代美術館学芸員)、岡崎乾二郎(造形作家、本校主任ディレクター)の四氏によるシンポジウムが開催されました。
本年度マエストロ・グワントの審査経過の報告と、受賞者および応募者との質疑応答を交えつつ、制作と発表のあいだ、作り手と観者の見方のあいだのズレの問題や、審査の争点となった作品の評価基準についてが議論されました。とりわけ、作品と批評をめぐって、メタ理論がオブジェクトとしてあるような、あるいはメディアを再定義しOSを作り直すような、作品それ自体の批評性への提言が行なわれました。
■Maestro Guant 2009 展覧会
10月1日から12月14日の期間に、同賞受賞者および応募者による展覧会が、GALLERY OBJECTIVE CORRELATIVEにて行なわれた。
最優秀賞 個展
測量 鶴崎いづみ展|10月1日-13日
応募者展
内田啓/纐纈友洋/原倫太郎展|10月17日-10月28日
someone else that falls off a pocket 篠崎英介展|11月2日-13日
Music of potential energy 西浜琢磨展|11月17日-28日
Transform Farm 相澤秀人展|12月3日-14日