Musiqueゼミ Non Stop講義録 vol.2
May 10, 2007|講義
Musique Non Stopゼミの講義内容をお伝えします。
5月7日の第二回目の授業(担当:草刈思朗)では、前回に引き続き、20世紀における実験音楽の最重要作曲家ジョン・ケージ(1912-1992)の《FOUR2》(1990)を課題曲として取り上げました。
第一回に作成したMIDIデータを頼りに、受講生全員が《FOUR2》の各パートを実際に歌い、その歌声を多重録音しました。自分の声を使い、ほぼノンストップで歌い続ける今回の授業は、非常に白熱したものになりました。
この演習を通じて、受講生は、Logicによるハードディスクレコーディング、マイクロフォン、オーディオインターフェースの基本的な操作方法などの技術を習得しました。
→この回の授業で受講生が作成した音声ファイルの一部分を聴くことが出来ます。