Theory Round Table 講義=松浦寿夫[5月15日・30日]

May 4, 2013|講義

デ=コラージュ・シティー再説

Theory Round Tableでは、松浦寿夫氏(画家、西欧近代絵画史、東京外国語大学教授)をお招きして上記のテーマで講義を行なっていただきます。
なお本講座は、「芸術と(いわれる)生産過程あるいは「生」活 」を2013年度の共通テーマとして開講されます。

リチャード・ウォルハイムの歴史的な論考「ミニマル・アート」で提示されるミニマル・コンテントの生産という概念を検討し、そのうえで、最小内容の生産の複数の仕組みを検討したいと思う。今回は、この生産体系と名前との関係に注目したいと思う。とりあえずの題材として、吉田修一の『7月24日通り』への参照、分析から開始することにしたい。――松浦寿夫

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申し込み方法
*この講座の受講生以外の方も、1コマ2,000円の受講料で聴講することができますが、会員以外の方は、別途入会手続が必要です(入会金:3,000円)。
*事務室までお電話/ファックスでまたは直接ご予約ください(定員に達し次第受付を締め切りますのでお早めにお申し込みください)。

■日時:2013年
5月15日(水)19:00-20:30
5月30日(木)19:00-20:30

■会場:四谷アート・ステュディウム講義室 【地図】
■受講料:各2,000円

■お申し込み / お問い合わせ
近畿大学国際人文科学研究所東京コミュニティカレッジ
四谷アート・ステュディウム事務室
〒160-0004 東京都新宿区四谷1-5 2F
tel. 03-3351-0591(9:30-17:00、日曜・祭日 休)
fax. 03-3353-7300


松浦寿夫まつうら・ひさお
1954年生まれ。画家、西欧近代絵画史。東京外国語大学教授。主な著書=『講座20世紀の芸術 第4巻 技術と芸術』『講座20世紀の芸術 第8巻 現代芸術の焦点』(いずれも共著、岩波書店)、『朝日美術館 西洋編9 ボナール』(共編著、朝日新聞社)、『モデルニテ3×3』(共著、思潮社)、『村山知義とクルト・シュヴィッタース』(共著、水声社)、『絵画の準備を!』(岡崎乾二郎との対談、朝日出版社)など。

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