THEORY ROUNDTABLE 講義=林道郎[5月14日]

May 12, 2009|講義

THEORY ROUNDTABLEでは、このたび美術史・美術批評家の林道郎氏をお招きし、講義を行なっていただきます。
*2コマ連続の講義となります。

演劇性をめぐって、さらに――意味する現前とその綻び

マイケル・フリードの「芸術と客体性」(1967年)とロバート・スミッソンのフリード批判を起点にして、モダニズムの終焉期において何が問題だったのか、時間性や主体の構成の問題を軸にして再考してみる。それを通じて、フリードのいう「観者(beholder)」という概念が孕む諸問題を多元的にあぶり出すことができればと考えている。ハプニングなど同時代の「反演劇的演劇」にも言及する予定。――林道郎

申し込み方法
*講座受講生以外の方も、4,000円(1コマ 90分=2,000円)の受講料で聴講することができます。
*事務室までお電話/ファックスでまたは直接ご予約ください(定員に達し次第受付を締め切りますのでお早めにお申し込みください)。

■日時 : 2009年5月14日(木)
1時間目|18:30-20:00
2時間目|20:00-21:30
■会場 : 四谷アート・ステュディウム講義室
■受講料 : 4,000円
■お申し込み / お問い合わせ
近畿大学国際人文科学研究所東京コミュニティカレッジ
四谷アート・ステュディウム事務室
〒160-0004 東京都新宿区四谷1-5 2F
tel. 03-3351-0591(9:30−17:00、日曜・祭日 休)
fax. 03-3353-7300


林道郎はやし・みちお
1959年生まれ。西洋美術史、美術批評。上智大学国際教養学部教授。主な著書=『絵画は二度死ぬ、あるいは死なない』(全7冊、ART TRACE)、『ゲルハルト・リヒター』(共著、淡交社)など。主な訳書=エミール・ディ・アントニオ+ミッチ・タックマン『現代美術は語る――ニューヨーク・1940-1970』(青土社)など。

THEORY ROUNDTABLE 講義日程

6月11日(木), 7月9日(木)18:30-|松浦寿夫
6月25日(木)18:30-|田中正之
7月11日(土)18:15-|岡田温司