THEORY ROUNDTABLE ゲスト講義=岡田温司

December 9, 2008|講義

THEORY ROUNDTABLE(講師=石岡良治)では、このたびゲストとして、美術史家の岡田温司氏をお招きし、以下のテーマで講義を行なっていただきます。10月に行なわれた講義の続編となりますが、単独受講も可能です。

「半透明」をめぐって パート2

アルベルティ的な「開いた窓」の透明性とも、グリンバーグ的なマチエールの不透明性とも異なる、「半透明」を鍵概念として、アリストテレスや偽ディオニシウス、ダンテのテクストなどにもさかのぼりつつ、西洋の絵画表象を再構築する。
――岡田温司

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申し込み方法
*講座受講生以外の方も、2,000円の受講料で聴講することができます。
*事務室までお電話/ファックスで、または直接ご予約ください
(定員に達し次第受付を締め切りますのでお早めにお申し込みください)。

■日時 : 2008年12月20日(土)18:30−20:00
■会場 : 四谷アート・ステュディウム講義室
■受講料 : 2,000円
■お申し込み / お問い合わせ
近畿大学国際人文科学研究所 東京コミュニティカレッジ
四谷アート・ステュディウム事務室
〒160−0004 東京都新宿区四谷1−5 2F
tel. 03−3351−0591(9:30−17:00、日曜・祭日 休)
fax. 03−3353−7300


岡田温司[おかだ・あつし]
1954年生まれ。西洋美術史。京都大学大学院教授。
主な著書=『もうひとつのルネサンス』(平凡社ライブラリー)、『ミメーシスを超えて――美術史の無意識を問う』(勁草書房)、『モランディとその時代』(人文書院)、『芸術(アルス)と生政治(ビオス)』(平凡社)、『フロイトのイタリア――旅・芸術・精神分析』(平凡社)、『肖像のエニグマ――新たなイメ-ジ論に向けて』(岩波書店)など。
主な訳書=ロベルト・ロンギ『芸術論叢 2』(中央公論美術出版)、ジョナサン・クレーリー『知覚の宙吊り――注意、スペクタクル、近代文化』(平凡社、共訳)、ヴィクトル・I・ストイキツァ『影の歴史』(平凡社、共訳)ほか多数。