批評(創造)の現在――3[11月18日] 講師=千葉雅也/平倉圭/福嶋亮大
先鋭な活動で注目を集める若手批評家・創作者が、各回3人でセッション形式のレクチャーを行なう批評(創造)の現在シリーズ。第3回目は千葉雅也氏(哲学/表象文化論)、平倉圭氏(イメージ分析・知覚理論/美術家)、福嶋亮太氏(文芸批評家)をお招きし、以下のテーマでレクチャーを行なっていただきます。
作品/対象と記述のぶつかり合いおよび相互規定をめぐる思考から図られる理論の更新。ぜひ奮ってご参加ください。レクチャー後にはディスカッションを予定しています。
ユーモアの弱度
――ドゥルーズ、デリダ、バルトと絵画
千葉雅也
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ラウシェンバーグ:差分の布置
平倉圭
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神話論理とヴァーチャルな自然物
――ロラン・バルトを中心に
福嶋亮大
今後の予定…………[受講受付中]
第4回|11月30日(日)17:00-20:00|講師=福永信/松井茂/水無田気流
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申し込み方法
*講座受講生以外の方も、2,000円の受講料で聴講することができます。
*事務室までお電話/ファックスで、または直接ご予約ください
(定員に達し次第受付を締め切りますのでお早めにお申し込みください)。
■日時 : 2008年11月18日(火)18:30-21:30
■会場 : 四谷アート・ステュディウム講義室
■受講料 : 2,000円(特別価格)
■お申し込み / お問い合わせ
近畿大学国際人文科学研究所 東京コミュニティカレッジ
四谷アート・ステュディウム事務室
〒160-0004 東京都新宿区四谷1-5 2F
tel. 03-3351-0591(9:30-17:00、日曜・祭日 休)
fax. 03-3353-7300
千葉雅也|ちば・まさや
1978年生まれ。哲学・表象文化論。日本学術振興会特別研究員、東京大学グローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究センター」共同研究員。主な論文=「死を知る動物――ジル・ドゥルーズの生成変化論における全体性の問題」『UTCP研究論集』第2号(UTCP)、「喪のリトルネロ――ジル・ドゥルーズにおいて、出来事の手前に」『SITE ZERO/ZERO SITE』No.0(メディア・デザイン研究所)、「輪郭を救うこと、文字通りになること――ジル・ドゥルーズの美学と哲学における超越論的変形をめぐって」『表象』02(表象文化論学会/月曜社)など。
平倉圭|ひらくら・けい
1977年生まれ。イメージ分析・知覚理論/美術家。東京大学グローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究センター」特任研究員。著書=『美術史の7つの顔』(共著、未來社)、『ディスポジション:配置としての世界』(共著 、現代企画室)。主な論文=「ダイアグラム的類似――ジャン=リュック・ゴダールにおける形態の思考」『UTCP研究論集』第6号(UTCP)、「識別不可能性の〈大地〉――ジル・ドゥルーズ『シネマ 2*時間イメージ』」『思想』2007年第7号(岩波書店)など。主な作品=《テキスト、山、準-部分》《ゴダール・システム》など。
福嶋亮大|ふくしま・りょうた
1981年生まれ。文芸批評家。京都大学文学部中国文学専攻博士課程在籍中。主な論文=「神話社会学」『ユリイカ』2008年8月号より(青土社、連載中)、「物語の見る夢――華文世界の文化資本」『思想地図』vol.1(NHK出版)、「快楽装置としての身体――バルト/ウエルベック」『早稲田文学』1(太田出版)など。