批評(創造)の現在――2[11月4日] 講師=池田剛介/黒瀬陽平/沢山遼
先鋭な活動で注目を集める若手批評家・創作者が、各回3人でセッション形式のレクチャーを行なう批評(創造)の現在シリーズ。第2回目は池田剛介氏(美術家)、黒瀬陽平氏(美術家/美術批評・アニメ評論)、沢山遼氏(美術批評・美術史)をお招きし、以下のテーマでレクチャーを行なっていただきます。
機能不全に陥って久しい美術批評と制作-発表との接続をそれぞれの立場から試行する、本シリーズ最年少の講師陣。ぜひ奮ってご参加ください。レクチャー後にはディスカッションを予定しています。
空洞をめぐって
――ミニマリズムとブルース・ナウマン
沢山遼
—
白い部屋、翻訳の技法
――名和晃平と高松次郎
池田剛介
—
オーダーが乱立する世界で、作品をつくること
――アーキテクチャとしての「ニコニコ動画」、
制作の方法としての「パターン・フィッシング」
黒瀬陽平
今後の予定…………[受講受付中]
第3回|11月18日(火)18:30-21:30|講師=千葉雅也/平倉圭/福嶋亮大
第4回|11月30日(日)17:00-20:00|講師=福永信/松井茂/水無田気流
..............................................................................................
申し込み方法
*講座受講生以外の方も、2,000円の受講料で聴講することができます。
*事務室までお電話/ファックスで、または直接ご予約ください
(定員に達し次第受付を締め切りますのでお早めにお申し込みください)。
■日時 : 2008年11月4日(火)18:30-21:30
■会場 : 四谷アート・ステュディウム講義室
■受講料 : 2,000円(特別価格)
■お申し込み / お問い合わせ
近畿大学国際人文科学研究所 東京コミュニティカレッジ
四谷アート・ステュディウム事務室
〒160-0004 東京都新宿区四谷1-5 2F
tel. 03-3351-0591(9:30-17:00、日曜・祭日 休)
fax. 03-3353-7300
池田剛介|いけだ・こうすけ
1980年生まれ。美術家。東京藝術大学非常勤講師。個展=「Goldfish Picture」(ヴォイスギャラリーpfs/w、京都)。主なグループ展=「Salad Days」(Artists Space, New York)、「ヴィヴィッド・マテリアル」(東京藝術大学中央棟2Fアトリエ)など。
黒瀬陽平|くろせ・ようへい
1983年生まれ。美術家/美術批評・アニメ評論。批評誌『Review House』編集員。主な論文=「キャラクターが、見ている。」『思想地図』vol.1(NHK出版)、「『らき☆すた』――空転するメタ意識」『Review House』01(Review House編集部)など。主な作品=《ミステリック・サイン》《algo》《channel》など。
沢山遼|さわやま・りょう
1982年生まれ。美術批評・美術史。主な論文=「ヘレン・フランケンサーラーの1950年代」「1940年代の平滑空間」、以上『芸文』第1号(武蔵野美術大学)、「捻転する彫刻――「芸術と客体性」から、ブルース・ナウマンを読む」『所沢ビエンナーレ・プレ美術展 引込線』(所沢ビエンナーレ実行委員会)、「非在の表象――ゴードン・マッタ=クラークの初期作品群」『LACワークショップ論文集』第2号(LAC研究会)など。