ことばのpicture books講座 詩の朗読会|展覧会 Lost Modern Girls

March 29, 2014|イベント

2013年12月24日、「ことばのpicture books講座 Lost Modern Girls編」(講師=ぱくきょんみ)による詩の朗読会がGALLERY OBJECTIVE CORRELATIVEにて開催されました。

今年度のゼミのテーマである「1920年代のモダンガール論再考」を踏まえて、自身が感化された、既存詩を1人1篇選び、持ち時間3分で、ゼミ生、学内有志、講師により読みあげられました。
そして、毎年お招きしている特別ゲストには、本講座講師のぱくきょんみ先生をお迎えし、11月に刊行された新作詩集『何処何様如何草紙(いづこなによういかがそうし)』(書肆山田) から数篇を読んでいただきました。
朗読会の後には、ゼミ生主催のパーティーも行われ、詩を通して様々な交流がなされた時間となりました。なお、受講生のエッセイと他のクラスの受講生によるビジュアル作品で構成されたプログラム冊子も開催に合わせてゼミで制作されました。

また、詩の朗読会の関連企画として、学生有志による展覧会「Lost Modern Girls」(12月19日-21日)が開催され、四谷アート・ステュディウムならではの芸術を往還する空間になりました。

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■詩の朗読会プログラム(朗読者|タイトル|作者)

第1部
山本敦子|いつもプロローグ| 森崎和江
関根麻郎|斜めに射し込む光があります|エミリー・ディキンソン
鈴木なつき|迷へる魂|尾崎翠
高嶋晋一|問いが提出される......|アントナン・アルトー(宇野邦一訳)
相澤秀人|デパートの中の散歩|清岡卓行
纐纈友洋|僕は悲鳴をあげるつもりだ|ロナルド・D・レイン
高石万千子|たりる|谷川俊太郎
クゼナミコ|選択|吉原幸子
塚原孝志|木|高良留美子
山口恵理|ピクニック|富岡多恵子
木内祐子|ゆめゆめ疑う|茨木のり子
北川裕二|民権田舎歌|植木枝盛

第2部
|special guest | ぱくきょんみ
自身による詩集『何処何様如何草紙』より
「何処何様如何草紙 3 ― 噓 」
「ふり返ると」

松下勝彦|ルバイヤート|オマル・ハイヤーム
辻可愛|怒るときと許すとき|茨木のり子
古川丈人|丘|ワシリー・カンディンスキー
佐々木智子|断つ|吉原幸子
中川周|アルジェの詩(ポエジー)|ル・コルビュジェ(山名善之訳)
櫻井晶子|生きる|谷川俊太郎
木原進|わたしに埋没している自分|藤富保男
阿部乃里子|手|石垣りん
原牧生|Swallow the rainbow|安川奈緒
岡﨑乾二郎|エミール|ジャン=ジャック・ルソー(今野一雄訳)他

■展示出品者
相澤秀人、辻可愛、木内裕子
櫻井晶子、佐々木智子、クゼナミコ


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