超人達による ありえるかもしれない音楽会――三輪眞弘ワークショップ成果発表

February 6, 2008|イベント

1月19日 、GALLERY OBJECTIVE CORRELATIVEにて、Musique Non Stopゼミ・三輪眞弘ワークショップの成果発表会「超人達による ありえるかもしれない音楽会」が行なわれました。

Musique Non Stopゼミ後期授業として開講された三輪眞弘の作曲ワークショップでは、音階やアルペジオなどの伝統的な音楽概念を、四則演算などによって表現し、プログラミング環境「Max/MSP」(Cycling '74社)上に実装するという、アルゴリズミック・コンポジションの基礎的な演習を行ないました。その後、受講生がそれぞれ、超人の能力をもってすれば演奏可能な「ありえるかもしれない音楽」のシミュレーターを考案、作成しました。演奏会では、こうしたプログラムと合わせて、文書による作品の解説、作品の演奏風景を示す画像の提示も行なわれました。

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■プログラム
1. Chance Pattern Medley
2. 打楽器とオルガンのための 大噴火〔合唱付〕
3. La Barcarola Transonica

草刈思朗

4. ふぁーすと・こんたくと
西浜琢磨

5. トートロジカルじゃんけんぽんリコーダーデュオ(for ソロ)
森山恭平

6. 超人たちのしゃぼんだま
末村庸平

7. 17平均律笙のためのシミュレーション
8. In Memory of Preparing Piano
9. 斉唱(奏)法

田中翼