マエストロ・グワント審査員賞 田中翼/大脇理智パフォーマンスイベント
November 2, 2007|イベント
10月21日、GALLERY OBJECTIVE CORRELATIVEにて、コンペティション マエストロ・グワント(四谷アート・ステュディウム最優秀作家賞)審査賞受賞者、田中翼、大脇理智によるパフォーマンスイベントが開催され、田中翼のピアノ演奏「変奏曲展II」、大脇理智のパフォーマンス「Senses in a Pocket」が上演されました。
田中翼は、自作曲《変奏曲とは楽曲間の重ね合わせ可能性のことである》のモーツァルトの変奏曲を用いたリアリゼーション、《さくら》と《赤とんぼ》を用いた変奏曲のほか、シューマンやウェーベルンの変奏曲を寒川晶子との連弾と独奏によって演奏しました。
大脇理智は、板を用いてもう一人のパフォーマー(高嶋晋一)と動きを展開するパートに続いて、板に投影した自らが踊る映像とともに踊るパート、そして観客が、配布されたダンスの「パターン集」から読んだ言葉に反応して、動きを作りだすパートの、3パートからなるパフォーマンスを行ないました。