English Inter-Active 講義録 vol.4

June 13, 2007|講義

English Inter-Active(担当:Yelena Gluzman中井悠)の講義内容をお伝えします。

第四回目の授業では、まず受講生の一人が自分の音楽の作り方を説明するプレゼンテーションを行ないました。発表のあと、方法論に強調点をおいたその制作方法をめぐって、質疑応答とディスカッションが行なわれ、制作行為における方法と結果の関係や「方法主義」などについてそれぞれが意見を述べ、論じ合いました。

つぎに、一階のギャラリーで行なわれていた高嶋晋一によるパフォーマンスを、全員でしばらく鑑賞したあと、その作品の作られ方や動きのルールなどを受講生たちが分析し、そこから抽出された構造をもとに別の作品(ただし英語を使うことが条件)をその場でつくるというエクササイズを行ないました。結果としてできあがった、1. 他人の服装や髪型を含めた見た目、2. 他人の台詞内容、という主に二つの情報(パラメーター)を組み込むかたちで、なかば即興的に台詞を紡いでいく「演劇」パフォーマンスを、今度は講師の方が鑑賞/分析し、いくつかの変更点を加えた上で、全員でパフォーマンスを行ないました。

引き続き受講生募集中(途中参加は割引制度あり)