ことばのpicture books講座 ゲスト講義=柴田元幸[11月12日]
「ことばのpicture books講座 Lost Modern Girls編」(講師=ぱくきょんみ)では、ゲストに柴田元幸氏(アメリカ文学研究者、翻訳家、小説家)をお招きして、以下のテーマで公開レクチャーを行なっていただきます。
アメリカの男性作家が書く女性、女性作家が書く男性
男性作家、女性作家といってもそれぞれいろいろなので一般論にまとまるのは危険だが、20世紀アメリカの小説をいくつか例にとり、アメリカにおける異性の描き方の特徴のようなものを探る。20世紀初頭からは、シオドア・ドライサー(男)、イーディス・ウォートン(女)、現代からはローリー・ムーア(女)、スティーヴ・エリクソン(男)などの作家を取り上げる予定。
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申し込み方法
*会員以外の方も、1コマ2,000円の受講料で聴講することができます。
*事務室までお電話またはファックスでご予約ください。会員の方に限り、メール予約も受け付けます(定員に達し次第受付を締め切りますのでお早めにお申し込みください)。
■日時:2013年11月12日(火)20:00-21:30
■会場:四谷アート・ステュディウム講義室 【地図】
■受講料:2,000円
■お申し込み / お問い合わせ
近畿大学国際人文科学研究所東京コミュニティカレッジ
四谷アート・ステュディウム事務室
〒160-0004 東京都新宿区四谷1-5 2F
tel. 03-3351-0591(9:30-17:00、日曜・祭日 休)
fax. 03-3353-7300
柴田元幸|しばた・もとゆき
1954年生まれ。アメリカ文学研究者、翻訳家、小説家。東京大学文学部教授。訳書に ポール・オースター『ムーン・パレス』(新潮文庫)、スチュアート・ダイベック『シカゴ育ち』(白水Uブ ックス)など多数。著書に『つまみぐい文学食堂』(角川文庫)など。
ことばのpicture books講座 Lost Modern Girls編|講座案内>>
今年度は、1920年代以降のモダニズム文化の系譜をたどる「モダン・ガール」論再考。
「彼女たち」はいかにして世界を獲得し、失ったのだろうか。
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今後のゲスト講義スケジュール
- 10月15日(火)|前嵩西一馬(文化人類学・沖縄研究)
「モダンガール」のMemoirist(回顧録者)は誰か?
- 10月29日(火)|佐藤泉(青山学院大学文学部日本文学科教授)
「二つの言葉、二つのこころ――森崎和江のことばを読む」
- 11月26日(火)|國吉和子(舞踊研究・評論)
「もうひとつの近代舞踊―フォックストロットを踊る芸者達」
- 12月10日(火)|ヤリタミサコ(詩人)
「アメリカ現代詩の女性詩から」
※時間はいずれも20:00-21:30、申込み受付中。