Theory Round Table 講義=林道郎[6月20日・27日]

June 6, 2013|講義

Theory Round Tableでは、林道郎氏(美術史、美術批評、上智大学教授)をお招きして以下のテーマで講義を行なっていただきます。
なお本講座は、「芸術と(いわれる)生産過程あるいは「生」活 」を2013年度の共通テーマとして開講されます。

アナグラム的想像力の可能性:抜糸と縫合のあいだに

ソシュールのアナグラム論を梃にして、言語学的正確さに置いてではなく、その概念が提起する諸問題を可能性の培地としてとらえ、精神分析理論や文化人類学的思考などとの関係を視野に入れながら、「絆」や「つながり」といった概念について考えてみる。美学的な思考と生活コミュニティーをめぐる政治的想像力の関係性について、幾つかの視点からアプローチを試みる。──林道郎

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申し込み方法
*この講座の受講生以外の方も、1コマ2,000円の受講料で聴講することができますが、会員以外の方は、別途入会手続が必要です(入会金:3,000円)。
*事務室までお電話/ファックスでまたは直接ご予約ください(定員に達し次第受付を締め切りますのでお早めにお申し込みください)。

■日時:2013年
6月20日(木)19:00-20:30
6月27日(木)19:00-20:30

■会場:四谷アート・ステュディウム講義室 【地図】
■受講料:各2,000円

■お申し込み / お問い合わせ
近畿大学国際人文科学研究所東京コミュニティカレッジ
四谷アート・ステュディウム事務室
〒160-0004 東京都新宿区四谷1-5 2F
tel. 03-3351-0591(9:30-17:00、日曜・祭日 休)
fax. 03-3353-7300


林道郎はやし・みちお
1959年生まれ。西洋美術史、美術批評。上智大学国際教養学部教授。主な著書=『絵画は二度死ぬ、あるいは死なない』(全7冊、ART TRACE)、『ゲルハルト・リヒター』(共著、淡交社)、『シュルレアリスム美術を語るために』(共著、水声社)など。訳書=エミール・ディ・アントニオ+ミッチ・タックマン『現代美術は語る――ニューヨーク・1940-1970』(青土社)など。

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