[7月開講 集中講座]山崎広太 身体/言語ゼミ 受講生募集!

April 30, 2010|お知らせ

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2009年度身体/言語ゼミ演習より。
見る人(自分以外の参加者全員)のポジションを含めた自らの振付を作る課題の
延長で、観客が動きながら見る例として、メンバーは全員1列になって歩き、
山崎先生が乗っている机の下をくぐる。

世界的に活躍する振付家/ダンサーの山崎広太さんを迎え、5回目となる4日間の特別集中ワークショップを開催します。
昨年は、シーンごとに観客を移動させ、その鑑賞の仕方も含めた振付を展開した《インタラクティヴ・ダンス》をワークショップの成果として発表しました。* 今年も、その延長上にテーマを深め、より密度ある探求を実践します。
研ぎ澄まされた振付のメソッドと、そこから紡ぎ出されるダンスの時間に立ち会うワークショップに奮ってご参加ください。
※ダンス未経験者も参加可能です。最終日にショーイングを予定。

* 2009年度身体/言語ゼミ ショーイングの模様はこちら
足立智美氏と山崎氏によるアフタートークの模様はこちら

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2009年度身体/言語ゼミより

ワークショップ概要

脳における空間の把握は、ポジションが違えば、それぞれの主観で異なるものであるという。それは、劇場において、お客として観る、椅子に座るポジションでもそうだと信じる。真ん中に座っている人と、端に座っている人とでは空間の把握が違うのである。では、この「見ている-見られている」関係を、ポジションをどんどん変え、もっとデフォルメしたらどうなるだろうと推測する。ある空間で、端で見たり、一列に並んで見たり、まして動きながら見ること、見られている方も、どんどん移動することが可能である。このような視点から、舞踏的身体、山崎の"waiting"をヒントに、それぞれが考案したテクスト、既成のテクストをもとに、全員が参加型のストラクチャーを作る。それによって見ている-見られている関係が崩れ始め、クラスそれ自体がパフォーマンス空間になるクラス。

■日時
7月13日(火)18:30-21:30
7月14日(水)18:30-21:30
7月15日(木)18:30-21:30
7月16日(金)18:30-21:30(※ショーイングあり)

■会場
GALLERY OBJECTIVE CORRELATIVE(校舎1階)【地図】

■受講料
16,000円/全8回(1回=1時間30分)

■問い合わせ/申し込み先
近畿大学国際人文科学研究所 東京コミュニティカレッジ
四谷アート・ステュディウム事務室
〒160-0004 東京都新宿区四谷1-5 2F
tel. 03-3351-0591(9:30-17:00、日曜・祭日 休)
fax. 03-3353-7300
※定員に達し次第受付を締め切りますのでお早めにお申し込みください。


山崎広太やまざき・こうた
振付家、ダンサー。カンパニーKota Yamazaki Fluid hug-hug主宰。ベニントン大学ゲスト講師、コロンビア大学非常勤教授。1989年CNDCアンジェに招聘され、ダニエル・ラリューと共同制作。94年バニョレ国際振付賞受賞。96年カンパニーrosy Co.設立(2001年解散)、国内外で多数公演を行なう。07年振付家部門でベッシー賞受賞。08年よりBody Arts Laboratoryメンバー。主な作品=《Chinoise Flower》《Cholon》(伊東豊雄とのコラボレーション)、《Fagaala》(ジャンメイ・アコギーとの共同振付)、《Rays of Space》(セシール・ピトとのコラボレーション)など。
10年6-7月「Whenever Wherever Festival 2010」開催。9月、伊藤郁女の作品に出演(彩の国さいたま芸術劇場)。

参考記事:
ダンスレヴュー《Rays of Space》(『NY Times』2009年12月18日)

日本語訳
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