MOTコレクション 関連シンポジウム 岡﨑乾二郎/林道郎/光田由里

March 29, 2010|お知らせ

現代美術史をいかに語るか――クロニクル/アナクロニクル
Re-investigating the History of Japanese Contemporary Art - Chronicle/Anachronicle


Theory Round Table講師の林道郎氏と本校主任ディレクターの岡﨑乾二郎氏が、光田由里氏(美術評論)とともに出演するシンポジウムが、東京都現代美術館にて行なわれます。

なお、同館の「MOTコレクション」展は4月11日(日)まで開催されます。そのなかの「特集展示 岡﨑乾二郎」では、後期(1月26日から)より新作《釉彩陶磁床》が追加展示されています。

現在、東京都現代美術館の常設展示室では、「MOTコレクション」として、三つのテーマのもとに展示を行っています。「クロニクル 1945,1951,1957 戦後日本美術を見直す」、「『アメリカの絵画』 1950s・1960s」、「特集展示 岡﨑乾二郎」です。東京府(都)美術館から東京都現代美術館にいたるコレクションには、戦後美術に関わる様々な問題がはらまれています。このたびのシンポジウムでは、「現代美術史」をいかに語り伝えるかということをテーマに、出品作家であり批評家である岡﨑乾二郎氏、日本やアメリカの戦後美術史に精通する林道郎氏、光田由里氏を迎えて、三つの展示を議論の場へと開く機会とします。

■日時:2010年4月10日(土)13:30-16:30(13:00 開場)
■会場:東京都現代美術館 地下2階講堂
■参加費:無料(定員200名)
*11:00よりメインエントランスにて整理券を配布します。

■スケジュール
13:30-13:40|はじめに「MOTコレクションについて」
13:40-14:10|講演Ⅰ 岡﨑乾二郎「前衛の歴史という困難」
14:10-14:40|講演II 林道郎「アレゴリーとしての『人質』:アンフォルメルについての話」
14:40-15:10|講演III 光田由里「トラウマと救済――戦後現代美術のミッション」
15:20-16:30|ディスカッション 岡﨑乾二郎、林道郎、光田由里

【講演概要など詳細】