岡﨑乾二郎対談シリーズ――3 ゲスト=朴裕河

November 30, 2009|講義

漱石という井戸と溝

対談シリーズ第3回では、朴裕河(パクユハ)氏(批評家・近代日本文学・批評史)をお招きして、レクチャーとダイアローグを行ないます。

この講座は「批評(創造)の現在シリーズ」と連動した連続講座です。
ピックアップ受講(単独聴講)は本校受講生にかぎり可能です。

>>シリーズ受講の詳細


申し込み方法
*本校受講生にかぎり2,000円の受講料で聴講することができます。
*事務室までお電話/ファックスでまたは直接ご予約ください(定員に達し次第受付を締め切りますのでお早めにお申し込みください)。

■日時:12月12日(土)18:30-21:30
■会場:四谷アート・ステュディウム講義室
■受講料:2,000円
■お申し込み/お問い合わせ:
近畿大学国際人文科学研究所東京コミュニティカレッジ
四谷アート・ステュディウム事務室
〒160-0004 東京都新宿区四谷1-5 2F
tel. 03-3351-0591(9:30-17:00、日曜・祭日 休)
fax. 03-3353-7300


朴裕河ぱく・ゆは
1957年ソウル生まれ。日本文学研究者、韓国・世宗大学副教授。高校卒業後来日、一年間日本語学校で日本語を、以後慶應義塾大学と早稲田大学で日本近代文学を学ぶ。帰国後日本近現代文学の翻訳・紹介とともに批判的検証作業を続ける。主な著書= 『反日ナショナリズムを超えて』(河出書房新社) 、『和解のために――教科書・慰安婦・靖国・独島』(平凡社)、『ナショナルアイデンティティとジェンダー――漱石・文学・近代』(クレイン)など。主な翻訳書=柄谷行人『日本近代文学の起源』、大江健三郎『万延元年のフットボール』など。

岡﨑乾二郎おかざき・けんじろう
1955年生まれ。造形作家。近畿大学国際人文科学研究所教授。主な作品=《あかさかみつけ》《灰塚アースワークプロジェクト》《回想のヴィトゲンシュタイン》《Random Accident Memory》《I love my robots》(Trisha Brownとの共作)など。主な著書=『ルネサンス 経験の条件』(筑摩書房)、『れろれろくん』(ぱくきょんみとの共著、小学館)、『ぽぱーぺぽぴぱっぷ』(谷川俊太郎との共著、クレヨンハウス)、『絵画の準備を!』(松浦寿夫との共著、朝日出版社)、『芸術の設計』(フィルムアート社)など。http://kenjirookazaki.com/


今後の日程
第4回|2010年1月23日(土)|ゲスト:宇佐美圭司[画家]
第5回|2月27日(土)|ゲスト:柄谷行人[哲学者]

アヴァンギャルドのための絵本講座 旅する人篇 ゲスト講義
朴裕河|後藤明生『夢かたり』を読む
12月11日(金)18:30-20:00