THEORY ROUNDTABLE ゲスト講義=岡田温司

September 22, 2008|講義

THEORY ROUNDTABLE(講師=石岡良治)では、このたびゲストとして、美術史家の岡田温司氏をお招きし、以下のテーマで講義を行なっていただきます。なお、12月にもう一度講義を予定しています。

「半透明」をめぐって

アルベルティ的な「開いた窓」の透明性とも、グリンバーグ的なマチエールの不透明性とも異なる、「半透明」を鍵概念として、アリストテレスや偽ディオニシウス、ダンテのテクストなどにもさかのぼりつつ、西洋の絵画表象を再構築する。
――岡田温司


今後のゲスト講義…………
10月30日(木)、11月6日(木)|林道郎[西洋美術史・美術批評]

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申し込み方法
*講座「THEORY ROUNDTABLE」受講生以外の方も、
2,000円の受講料で聴講することができます。
*受講ご希望の方は、事務室までお電話/ファックスで
または直接お申し込みください(定員に達し次第受付を締め切ります)。

■日時 : 2008年10月4日(土)18:00−19:30
■会場 : 四谷アート・ステュディウム講義室
■受講料 : 2,000円
■お申し込み / お問い合わせ
近畿大学国際人文科学研究所 東京コミュニティカレッジ
四谷アート・ステュディウム事務室
〒160−0004 東京都新宿区四谷1−5 2F
tel. 03−3351−0591(9:30−17:00、日曜・祭日 休)
fax. 03−3353−7300


岡田温司[おかだ・あつし]
1954年生まれ。西洋美術史。京都大学大学院教授。
主な著書=『もうひとつのルネサンス』(平凡社ライブラリー)、『ミメーシスを超えて――美術史の無意識を問う』(勁草書房)、『モランディとその時代』(人文書院)、『芸術(アルス)と生政治(ビオス)』(平凡社)、『フロイトのイタリア――旅・芸術・精神分析』(平凡社)、『肖像のエニグマ――新たなイメージ論に向けて』(岩波書店)など。
主な訳書=ロベルト・ロンギ『芸術論叢 2』(中央公論美術出版)、ジョナサン・クレーリー『知覚の宙吊り――注意、スペクタクル、近代文化』(平凡社、共訳)、ヴィクトル・I・ストイキツァ『影の歴史』(平凡社、共訳)ほか多数。