THEORY ROUNDTABLE ゲスト講義=松浦寿夫
「THEORY ROUNDTABLE」(講師=石岡良治)では、モダニティ以後現在に至る芸術理論を概観し、クライスト、ポー、マラルメ、あるいはポール・ド・マン、フレドリック・ジェイムソン、ジル・ドゥルーズなどのテクストを読んできました。さらに今年度は芸術の制作行為(ポイエーシス)に焦点をあて、ゲストの先生方の講義が行なわれています。
前期は、林道郎氏にロバート・モリスについて、松浦寿夫氏にボナールの絵画について、平倉圭氏にゴダールを中心に映画と「顔」について、倉数茂氏に連歌などの日本中世の美的実践について講義をしていただきました。
このたびは松浦寿夫氏に、前期に引き続き講義を行なっていただきます。 テーマは「絵画・インデックス・アナクロニズム」。第一回目の10月4日は小説家ミシェル・トゥルニエの短編 「絵画の伝説」(『愛を語る夜の宴』福武書店、1992年、所収)、第二回目の10月11日はジェフ・ウォールの作品が題材となります。
※講義内容が表記に変更しました。
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申し込み方法
*講座「THEORY ROUNDTABLE」受講生以外の方も、
2,000円の受講料で聴講することができます。
*受講ご希望の方は、事務室までお電話/ファックスで
または直接お申し込みください(定員に達し次第受付を締め切ります)。
■日時 : 2007年10月4日(木)、10月11日(木)18:15-
■会場 : 四谷アート・ステュディウム講義室
■受講料 : 各2,000円
■お申し込み / お問い合わせ
近畿大学国際人文科学研究所東京コミュニティカレッジ
四谷アート・ステュディウム事務室
〒160−0004 東京都新宿区四谷1−5 2F
tel.03−3351−0591
fax.03−3353−7300
(9:30−17:00、日曜・祭日 休)
松浦寿夫[まつうら・ひさお]
1954年生まれ。画家、西欧近代絵画史。東京外国語大学教授。
主な著書=『講座20世紀の芸術 第4巻 技術と芸術』
『講座20世紀の芸術 第8巻 現代芸術の焦点』(いずれも共著、岩波書店)、
『モデルニテ3×3』(共著、思潮社)、
『絵画の準備を!』(岡崎乾二郎との対談、朝日出版社)など。