和田忠彦|わだ・ただひこ

1952年生まれ。イタリア文学者、東京外国語大学副学長。エッセイスト、翻訳者としても活躍。主著に、作家、詩人たちとの出会いを綴ったエッセイ集 『ヴェネツィア 水の夢』(筑摩書房)、副題に「わたしの翻訳論」と謳いながら、言語と地理をはじめ《境界》のあわいを歩むテクストを自在に渉猟し横断する評論集 『声、意味ではなく』(平凡社)、ファシズムをモダニズムの究極形態とする仮説を起点に展開するしなやかなファシズム文化論 『ファシズム、そして』(水声社)。訳書に、カルヴィーノ 『むずかしい愛』(岩波文庫)、 『魔法の庭』(ちくま文庫)、タブッキ 『夢のなかの夢』(青土社)、デ・アミーチス 『クオーレ』(平凡社ライブラリー)など多数。

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