トラジャル・ハレル+デイビッド・ベルグ パフォーマンスThe Ambien Piece|山崎広太 身体/言語ゼミ 受講生募集中

May 2, 2012|お知らせ

[お知らせ]
《The Ambien Piece》パフォーマンス時間が、15:00-21:30(waking viewing: 20:30-21:30)に変更になりましたので、ご注意ください。

6月9日—12日開講の「身体/言語ゼミ」講師、山崎広太さんがディレクターを務めるダンス・フェスティバル「Whenever Wherever Festival(ウェン・ウェア・フェス、以下WWFes)2012」が、5月15日から6月6日の期間に開催されます。(ゼミの募集要項は、記事の後半をご覧ください)

WWFes 2012では、アーティストによるオーガナイズに共振する、アメリカ・ヨーロッパからの振付家/アーティストの日本でのリサーチ活動をフェスティバルに接続し、紹介する初めての企画「インターナショナル・リサーチプロジェクト」を実施し、ワークショップとパフォーマンスを行ないます。

そのプログラムの一つとして、GALLERY OBJECTIVE CORRERATIVEにて、トラジャル・ハレル(アメリカ、振付家・キュレーター・『ムーブメントリサーチ・ジャーナル』編集長)、デイビッド・ベルグ(ベルギー、振付・写真・パフォーマンス)の共同作品が発表されます。

The Ambien Piece (Tickle the Sleeping Giant stage #10)

作:トラジャル・ハレル(デイビッド・ベルグとの共同制作)
パフォーマンス:デイビッド・ベルグ、トラジャル・ハレル

パブリック空間における
振付/プレゼンテーション形式のラディカルな再定義

《The Ambien Piece(睡眠薬の作品)》は、パブリックな場で発展・拡張していくストラクチャーの提示というコンセプトのもと、ダンサーが睡眠薬を飲み、眠り、ステージ上で目を覚ますというパフォーマンス。振付における意識的/無意識的な動きの区別、存在・演劇性・スペクタクル性の有無を探求する試みであるが、WWFesでは、東京での1回限りのパフォーマンスとして新たにStage#10を発表する。

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photo | top: Frank Oudeman | bottom left: Aurelius Carson | bottom right: David Bergé

■日時:2012年5月17日(木)15:00-21:30 ※時間が変更になりましたので、ご注意ください。
performance viewing|15:00-21:30
waking viewing|20:30-21:30
■入場料:無料(予約不要|入退場自由)
■会場:GALLERY OBJECTIVE CORRELATIVE【地図】
【詳細】


関連情報 1
トラジャル・ハレル公演
Twenty Looks or Paris is Burning at The Judson Church (XS)
■日時:5月19日(土)18:00 / 19:30
■会場:森下スタジオ Aスタジオ
■料金:各回1,000円(2回公演|各回定員限定25名|※要予約)
【詳細】

関連情報 2
トラジャル・ハレル+デイビッド・ベルグ リサーチ/ワークショップ
「アドベンチャー」発表―ワークショップ生による《The Ambien Piece》再構築
■日時:5月20日(日)17:00-|入場無料
■会場:森下スタジオ Sスタジオ
【詳細】

※これらの催しはWhenver Wherever Festival 2012の一環として開催されます。
※上記のほか、6月2日(土)、ベルグのダンサーとのコラボレーション作品が上演されます。

お問い合わせ:ボディ・アーツ・ラボラトリー
e-mail. bal(a)bodyartslabo.com

企画/主催:ボディ・アーツ・ラボラトリー
助成:公益財団法人セゾン文化財団、東京都芸術文化発信事業助成(申請中)
協力:近畿大学国際人文科学研究所 四谷アート・ステュディウム

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集中講座|ワークショップ 受講生募集中!
山崎広太 身体/言語ゼミ 舞踏とその周辺

世界的に活躍する振付家、山崎広太さんによるワークショップ。
その創作言語から、ダンスだけでなく美術の領域においても重要な指針がもたらされるでしょう。
「身体/言語ゼミ」で本格的に舞踏にフォーカスする初めての貴重な機会に奮ってご応募ください!

舞踏のスタイルを習得するのではなく、その周辺を探ることで
その本質を覗くことを目的とし、それを発展させる。
舞踏を脱構築したものとしてのショーイングあり。
――山崎広太
【講座案内全文】

■日時:6月9日(土)—12日(火)[4日間]18:30—21:30
(ショーイング:6月16日[土]17:00−予定)
■会場:四谷アート・ステュディウム講義室【地図】
■受講料:16,000円(2単位)
■対象:ダンス、身体訓練の経験の有無を問いません。

■お申込み・お問い合わせ:四谷アート・ステュディウム事務室
tel. 03-3351-0591(9:30-17:00、日曜・祭日 休)|受講申込方法 >>


関連情報
Yotsuya Art Studium主任ディレクター岡﨑乾二郎による推薦コメント[PDFファイル]
2011年度「身体/言語ゼミ」ショーイング レポート


・山崎広太振付 新作《(glowing)》Kota Yamazaki/Fluid hug-hug


プロフィール

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トラジャル・ハレルTrajal Harrell
イェール大学卒業後、振付家、キュレーター、編集者、オーガナイザーとして、ニューヨーク/ヨーロッパを拠点に精力的に活動を続けている。現在、ニューヨークのダンス機関、ムーブメントリサーチの特別プロジェクトディレクター、及び同機関の発行紙『ムーブメントリサーチ・ジャーナル』のチーフ編集者を務める。アーティストによるキュレーションやエデュケーションプログラムの提案を推進し、ニューヨークのダンスの現場改革に貢献。
振付作品は、ニューヨークのDance Theater Workshop、The Kitchen、P.S.122の他にフランス、オランダ、ベルギー、オーストリア、ドイツ、ポーランドなどヨーロッパの主要な劇場、インパルスタンツ、アヴィニョン・ダンスフェスティバル等のフェスティバルで上演。また、現代アートの枠組みでThe New Museum(ニューヨーク)、Fondation Cartier(パリ)など美術館での作品発表も精力的に展開している。2010年にはDansapce Projectで6週間のパフォーマンス・プラットフォームのキュレーターに任命され、その中に、若手アーティスト育成プログラムThe Adventureを取り入れ、イニシアチブをとる。http://betatrajal.org
* トラジャル・ハレルは、公益財団法人セゾン文化財団の2011年度「レジデンス・イン・森下スタジオ ヴィジティング・フェロー」として招聘されます。

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デイビッド・ベルグDavid Bergé
主にヨーロッパで活躍する、振付、写真、パフォーマンスの境界を活動テリトリーとするベルギー在住のアーティスト。写真展の他に、パフォーマンス・インスタレーションや振付を巻き込んだ写真投影プロジェクトなどをウィーンのTanzQuartier、ブリュッセルのWorkSpaceやベルリンのNETWERKなどを中心に発表している。近年では、DD Dorvillier、Trajal Harrell、Mark Canrunxtなど振付家とのコラボレーションが注目されている。http://www.papa-razzi.be 
* 後援:Flemish Authorities

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山崎広太やまざき・こうた
振付家・ダンサー。カンパニーKota Yamazaki Fluid hug-hug主宰。ベニントン大学ゲスト講師。1994年バニョレ国際振付賞受賞、2007年ニューヨーク・ダンス・パフォーマンスアワード・ベッシー賞受賞。アフリカからダンサーを招聘し、アメリカ人、日本人ダンサーによる新作《glowing》が2012-14年北米ツアー予定。Body Arts Laboratory代表。http://www.kotayamazaki.com