Theory Round Table 講義=林道郎[7月14日]

June 30, 2011|講義

Theory Round Tableでは、林道郎氏(西洋美術史、美術批評)をお招きし、以下のテーマで講義を行なっていただきます。
なお、本講座は、「クリティカルな場所(臨界/エントロピー)」を2011年度共通テーマとして開講されます。

影論争を入口にして

1960年代の半ば、「影」をめぐって論争が起こった。中原佑介、宮川淳、石子順造など、錚々たる批評家が論を交わした。その中心にあったのが高松次郎の作品群。その論争を入り口にして、「反芸術」から「不在」としての芸術、あるいは「消滅の不可能性」としての芸術といった問題系の淵に思考の測鉛を垂らしてみる。
――林道郎

申し込み方法
*講座受講生以外の方も、1コマ2,000円の受講料で聴講することができます。(会員以外の方は、別途入会手続が必要です)
*事務室までお電話/ファックスでまたは直接ご予約ください(定員に達し次第受付を締め切りますのでお早めにお申し込みください)。

■日時:7月14日(木)19:00-20:30
■会場:四谷アート・ステュディウム講義室【地図】
※仮校舎での開講となりますのでご注意ください。【詳細】
■受講料:2,000円
■お申し込み / お問い合わせ
近畿大学国際人文科学研究所東京コミュニティカレッジ
四谷アート・ステュディウム事務室
tel. 03-3351-0591(9:30-17:00、日曜・祭日 休)
fax. 03-3353-7300


林道郎はやし・みちお
1959年生まれ。西洋美術史、美術批評。上智大学国際教養学部教授。主な著書=『絵画は二度死ぬ、あるいは死なない』(全7冊、ART TRACE)、『ゲルハルト・リヒター』(共著、淡交社)など。主な訳書=エミール・ディ・アントニオ+ミッチ・タックマン『現代美術は語る――ニューヨーク・1940-1970』(青土社)など。

【Theory Round Table 開講スケジュール】