Theory Round Table 講義=林道郎[6月2日]

May 19, 2010|講義

Theory Round Tableでは、林道郎氏(西洋美術史、美術批評)をお招きして、以下のテーマで2コマ連続の講義を行なっていただきます。
なお本講座は「制作とプレゼンテーション」を通年の共通テーマとして開講されます。

〈展示〉のトポグラフィ

「展示」方法の可能性が多元的に模索された60年代以降の作例を中心に、制作とプレゼンテーションが相互言及的に作り上げる「場」の問題を考えてみたい。美術と資本、公と私、制度と反制度、公共空間と自然などの諸問題が非和解的に絡まりあいながら交錯する様子を再検討することで、現在の問題を逆照射する。ウォーホル、ハイ・レッド・センダー、フェリックス・ゴンザレス=トレスなど。
――林道郎

申し込み方法
*講座受講生以外の方も、1コマ2,000円の受講料で聴講することができます。
*事務室までお電話/ファックスでまたは直接ご予約ください(定員に達し次第受付を締め切りますのでお早めにお申し込みください)。

■日時:2010年6月2日(水)18:30-21:30
■会場:四谷アート・ステュディウム講義室【地図】
■受講料:4,000円
■お申し込み / お問い合わせ
近畿大学国際人文科学研究所東京コミュニティカレッジ
四谷アート・ステュディウム事務室
〒160-0004 東京都新宿区四谷1-5 2F
tel. 03-3351-0591(9:30-17:00、日曜・祭日 休)
fax. 03-3353-7300


林道郎はやし・みちお
1959年生まれ。西洋美術史、美術批評。上智大学国際教養学部教授。主な著書=『絵画は二度死ぬ、あるいは死なない』(全7冊、ART TRACE)、『ゲルハルト・リヒター』(共著、淡交社)など。主な訳書=エミール・ディ・アントニオ+ミッチ・タックマン『現代美術は語る――ニューヨーク・1940-1970』(青土社)など。

【Theory Round Table 前期講義スケジュール】
第5回|田中正之|6月16日(水)18:30-20:00
第6回|岡田温司|7月10日(土)18:30-20:00