THEORY ROUNDTABLE 講義=林道郎[12月3日]

November 19, 2009|講義

THEORY ROUNDTABLEでは、このたび前期に引き続き、美術史・美術批評家の林道郎氏をお招きして、以下のテーマで講義を行なっていただきます。*2コマ連続の講義となります。

フリード-ハイデガー-ウィトゲンシュタイン 

マイケル・フリードの写真論に目を通しながら、その新しい理論的展開の中でとくに重要な役割を果たしているハイデガーとウィトゲンシュタインの思想とその関係について批判的考察を広げてみる。その過程で、フリードが評価するジェフ・ウォールの仕事や、その他、抽出可能な諸々の問題について論じてみたい。絵画と写真、文学テクストと視角イメージの関係についてなど、相互につながりをもった諸考察の、しかし固定化されていない星座的連関の提示といった趣になるだろう。
――林道郎

申し込み方法
*講座受講生以外の方も、4,000円(1コマ 90分=2,000円)の受講料で聴講することができます。
*事務室までお電話/ファックスでまたは直接ご予約ください(定員に達し次第受付を締め切りますのでお早めにお申し込みください)。

■日時 : 2009年12月3日(木)
1時間目|18:30-20:00
2時間目|20:00-21:30
■会場 : 四谷アート・ステュディウム講義室
■受講料 : 4,000円
■お申し込み / お問い合わせ :
近畿大学国際人文科学研究所東京コミュニティカレッジ
四谷アート・ステュディウム事務室
〒160-0004 東京都新宿区四谷1-5 2F
tel. 03-3351-0591(9:30-17:00、日曜・祭日 休)
fax. 03-3353-7300


林道郎はやし・みちお
1959年生まれ。西洋美術史、美術批評。上智大学国際教養学部教授。主な著書=『絵画は二度死ぬ、あるいは死なない』(全7冊、ART TRACE)、『ゲルハルト・リヒター』(共著、淡交社)など。主な訳書=エミール・ディ・アントニオ+ミッチ・タックマン『現代美術は語る――ニューヨーク・1940-1970』(青土社)など。


THEORY ROUNDTABLE 講義日程
12月17日(木)18:30-20:00|松浦寿夫
12月19日(土)18:15-19:45|岡田温司