足立智美のMusique Non Stopゼミ+山崎広太 身体/言語ゼミ ショーイング

July 6, 2009|イベント

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制作ワークショップ、足立智美のMusique Non Stopゼミ山崎広太 身体/言語ゼミの合同ショーイングが、校舎に隣接する体育館を会場に行なわれます。

Program

1. ジョン・ケージ《ヴァリエーションズ II》Musique Non Stopゼミ
2.《インタラクティヴ・ダンス》身体/言語ゼミ
3. 足立智美《OYONE》Musique Non Stopゼミ
*上演後トークあり


■日程:2009年7月21日[火]

■時間:18:50開場/19:00開演(20:30終演予定)

■会場:旧四谷第三小学校体育館(四谷アート・ステュディウム隣)
〒160-0003 東京都新宿区本塩町2【Google Map
●Access
四ッ谷駅 JR中央線・総武線四ッ谷口、
東京メトロ南北線2番出口・丸の内線赤坂口よりそれぞれ徒歩5分
三栄通り沿いの校舎隣が会場入口です

※入場にはトーク代として1,000円が必要です。

アフタートーク|足立智美/山崎広太

■時間:21:00開始

■会場:四谷アート・ステュディウム講義室


問い合わせ・申し込み先:
近畿大学国際人文科学研究所 東京コミュニティカレッジ
四谷アート・ステュディウム
160-0004 東京都新宿区四谷1-5
tel. 03-3351-0591(9:30−17:00、日曜・祭日 休)
fax. 03-3353-7300

主催:近畿大学国際人文科学研究所 四谷アート・ステュディウム

企画:足立智美のMusique Non Stopゼミ、山崎広太 身体/言語ゼミ


講座案内より

足立智美のMusique Non Stop(ミュージック・ノン・ストップ)ゼミ
2009年度前期に開講されました

過去にあった音楽から未来のためのコンセプトを抽出し、今はまだない技術を身体の反復によって獲得する。20世紀の音楽の実験を参照しつつ、音楽の外へと向かう音楽のための思考を見いだすこと。制度的に保証されてしまった技術を括弧に入れ、歌でもなく語りでもない声の能力および、あらゆる物体を楽器に転化する方法を開拓すること。響きを音楽にするにはどうすればよいのか?音がなくても音楽がつくれるのか?音楽以外のコンセプトをもって音楽をうみだすことができるのか?技術とは何なのか?これらの問題を頭と体を使って考えていきたい。最終的にはジョン・ケージの『ヴァリエーションズ』シリーズ及び、足立智美のヴォイス・パフォーマンス作品の上演をおこなう。既存の音楽の技術や知識は必要ないが、時には人前でくだらないことをする必要もあるので、シャイな人は要努力。ゲストとして今井和雄によるパフォーマンスも予定[終了しました]

足立智美あだち・ともみ
1972年生まれ。パフォーマー/作曲家。声、コンピュータ、自作楽器を用いたソロ演奏や音響詩、ビデオ、キネティック・インスタレーション、ダンサーとのコラボレーションなど、幅広い活躍で注目される。
http://www.adachitomomi.com

山崎広太 身体/言語ゼミ受講生募集中
開講日:7月18日[土]・19日[日]・20日[月]・21日[火]
時間:初日 15:00−18:00、初日以外 18:30−21:30 
受講料:16,000円

脳における、空間の把握は、ポジションが違えば、それぞれの主観で違うものであるという。それは、劇場において、お客として観る、椅子に座るポジションでもそうだと信じる。真ん中に座っている人と、端に座っている人とでは空間の把握が違うのである。では、この見ている−見られている関係を、ポジションをどんどん変え、もっとデフォルメしたらどうなるだろうと推測する。ある空間で、端で見たり、一列に並んで見たり、まして動きながら見ること、見られている方も、どんどん移動することが可能である。
一方、身体のムーブメントのノーテーションの一つに、舞踏のように、言葉によるイメージとしてのノーテーションがある。しかし、この方法で言葉からムーブメントのフレーズを作ることは意外と簡単ではあるのだが、そのフレーズが、いったいどこから由来しているのか考えたり、身体論的なアプローチから、または作品創作において解明することは、膨大な時間を要すると思われる。そしてある意味、それは退屈な作業なのだが、僕自身、少しずつ取り組まなければいけないことである。その試みとして、完成された言葉、短編集などをテキスト、またはコンセプトに、先ほどの見ている−見られている関係で、作品を創ることができることを発見した。それは建築的であり、映画的でもあり、音楽的でもあり、演劇的でもあり、そしてダンス作品なのである。これを、短い期間ではあるが、四谷アート・ステュディウムで取り組みます。

山崎広太やまざき・こうた
振付家、ダンサー。カンパニーKota Yamazaki Fluid hug-hug主宰。ベニントン大学ゲスト講師、コロンビア大学非常勤教授。1994年バニョレ国際振付賞受賞。2007年振付家部門でベッシー賞受賞。08年よりBody Arts Laboratoryメンバー。
http://www.kotayamazaki.com