平倉圭の「映像ゼミ」理論と実践 受講生募集[10月1日開講]

July 29, 2009|講義

2009年度後期からの半期(全6日間)講座、『平倉圭の「映像ゼミ」理論と実践』が開講されます。気鋭の理論家/美術家による待望の映像ゼミに奮ってご参加ください。
※定員に達し次第締め切りますので、お早めにお申し込みください。


講座概要

平倉圭の「映像ゼミ」理論と実践

開講日|後期 木曜日(隔週)[10/1, 10/15, 10/29, 11/12, 11/26, 12/10]
時間|18:30-21:30
受講料|24,000円/全12回(1回=1時間30分)

講師|平倉圭

映画/映像作品の「観察」・「分析」・「概念化」、短い映像作品の「制作」、それらを実践的に学びます。目的は自分の言語をたちあげることです。講義の前半は〈理論編〉、後半は〈実践編〉からなります。課題は以下の3つです。
(1)映画/映像作品とその理論について基本的な歴史的パースペクティヴを身につけること。
(2)映画/映像という、本質的に言語になじみにくいものを言語化する訓練を通して、自分の視知覚と言語を批判すること。そこから自分自身を超えうる存在としての自己を構築すること。
(3)映画/映像を〈思考〉のための新たな言語として使用すること。そこから線形的なテキストとは異なる〈思考〉のスタイルを獲得すること。
事前の知識・経験・特別な機材は要求しません(パラパラまんがでもいいのです)。

この講座はTHEORYに分類されていますが、映像制作実践を含むWORKSHOPでもあります。


問い合わせ/申し込み先

近畿大学国際人文科学研究所 東京コミュニティカレッジ
四谷アート・ステュディウム事務室
〒160-0004 東京都新宿区四谷1-5 2F【地図
tel. 03-3351-0591(9:30-17:00、日曜・祭日 休)
fax. 03-3353-7300


平倉圭ひらくら・けい
1977年生まれ。イメージ分析・知覚理論/美術家。東京大学グローバルCOE「共生のための国際哲学教育研究センター」特任研究員。著書=『美術史の7つの顔』(共著、未來社)、『ディスポジション:配置としての世界』(共著 、現代企画室)。主な論文=「ダイアグラム的類似――ジャン=リュック・ゴダールにおける形態の思考」『UTCP研究論集』第6号(UTCP)など。主な作品=《テキスト、山、準-部分》など。
http://hirakurakei.com/