THEORY ROUNDTABLE 講義=松浦寿夫[6月11日・7月9日]
THEORY ROUNDTABLEでは、このたび松浦寿夫氏(画家、西欧近代絵画史)をお招きして、2回にわたり講義を行なっていただきます。
シークエンスについて 1・2
ここで取り上げるシークエンス、つまり要素連続という概念は様々な文脈で頻繁に用いられる概念です。今回の授業では、まず、エイゼンシュタインによるモンタージュ理論をめぐる議論を取り上げ、映画的なシークエンスの様態に注目したうえで、この連続性の保証が造型芸術によってはどのように可能かを検討します。この点で、レッシング的な時間の芸術/空間の芸術という対立項をめぐる議論へと展開していく予定です。――松浦寿夫
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申し込み方法
*講座受講生以外の方も、2,000円の受講料で聴講することができます。
*事務室までお電話/ファックスでまたは直接ご予約ください(定員に達し次第受付を締め切りますのでお早めにお申し込みください)。
■日時 :
1…6月11日(木)18:30-20:00
2…7月9日(木)18:30-20:00
■会場 : 四谷アート・ステュディウム講義室
■受講料 : 各2,000円
■お申し込み / お問い合わせ
近畿大学国際人文科学研究所東京コミュニティカレッジ
四谷アート・ステュディウム事務室
〒160-0004 東京都新宿区四谷1-5 2F
tel. 03-3351-0591(9:30−17:00、日曜・祭日 休)
fax. 03-3353-7300
松浦寿夫|まつうら・ひさお
1954年生まれ。画家、西欧近代絵画史。東京外国語大学教授。主な著書=『講座20世紀の芸術 第4巻 技術と芸術』『講座20世紀の芸術 第8巻 現代芸術の焦点』(いずれも共著、岩波書店)、『朝日美術館 西洋編9 ボナール』(共編著、朝日新聞社)、『モデルニテ3×3』(共著、思潮社)、『村山知義とクルト・シュヴィッタース』(共著、水声社)、『絵画の準備を!』(岡崎乾二郎との対談、朝日出版社)など。
THEORY ROUNDTABLE 講義日程……………………
6月25日(木)18:30-|田中正之
7月11日(土)18:15-|岡田温司