編集オルタナティヴ講座 ゲスト講義=白井敬尚

October 12, 2007|講義

刻字・書字・活字・フォント・データ

「編集オルタナティヴ講座」では、後期第1回ゲストとしてグラフィック・デザイナーの白井敬尚さんをお招きし、「刻字・書字・活字・フォント・データ」と題してレクチャーを行なっていただきます。

「書く」ことがケータイもしくはパソコン上で文字コードを選択・配列することに貶められ、「文字」がデータと表示機能とに泣き別れし、「言葉」のハイパー・インフレーションが極限まで加速されて日々熱死に近づいている。
言葉を粗雑・酷薄にしか扱えないということは、私たち自身が粗雑・酷薄にしか生きられないということだ。
ていねいに生き/死にしたいと願うすべての人は、現在ていねいに読み/書きするために必要不可欠な知識と技術と志操を、このアルドゥス・マヌティウス嫡流の人文主義者・白井敬尚から学んでください。
白井さんの風貌・姿勢については、下記を参照のこと。(文責:郡)
http://biz.toppan.co.jp/gainfo/cf/index.html
http://www.gallery-eve.com/japanese/publication/designer.html
http://nkjmdesign.exblog.jp/5792407/

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申し込み方法
*「編集オルタナティヴ講座」受講生以外の方も、
2,000円の受講料で聴講することができます。
*受講ご希望の方は、事務室までお電話/ファックスで
または直接お申し込みください(定員に達し次第、受付を締め切ります)。

■日時 : 2007年10月22日(月)18:15-
■会場 : 四谷アート・ステュディウム講義室
■受講料 : 2,000円
■お申し込み / お問い合わせ
近畿大学国際人文科学研究所東京コミュニティカレッジ
四谷アート・ステュディウム事務室
〒160-0004 東京都新宿区四谷1-5 2F
tel.03-3351-0591
fax.03-3353-7300
(9:30-17:00、日曜・祭日 休)

白井敬尚[しらい・よしひさ]
1961年生まれ。タイポグラフィ(活字組版)を軸としたグラフィック・デザインに従事。
主な仕事=『タイポグラフィの領域』『書物と活字』『欧文書体百花事典』(以上、朗文堂)、『日蝕狩り』『ユリイカ』(2004-06、以上、青土社)、『アイデア』(2005- 、誠文堂新光社)、『ヴァチカン教皇庁図書館展』(印刷博物館)、『秀英体研究』『EXHIBITIONS』(大日本印刷)など。
武蔵野美術大学・京都造形芸術大学・東洋美術学校非常勤講師。