Experiment｜実験コンセプト

05｜石岡良治

機械 / 装置 / ファブリック

実験の目的

二十世紀以降の芸術・思想における「機械」や「装置」のモチーフが、単なるメタファーではなく、実験を媒介にすることで、一見すると機械に関係を持たないように思われる芸術活動に至るまで、作品の組成（ファブリック）と結びついていることを示す。

実験の仮説

「機械 / 装置 / ファブリック」にまつわる以下のテーゼ群をもとに、「実験芸術」が目指したものとその成果を検証する。
・文学や造形芸術作品に現れる機械
・フロイトにおける「心的装置」説
・映画理論の「装置」論
・素材の固有性

実験の方法

以上の仮説に関連するテクストや画像・動画を提示する。