WHEN WORKS PASS INTO THE PUBLIC DOMAIN ? (dispersal-vicariance analysis)

いつ仕事はパブリックになるか?

(分断/分散分布分析による)

生物が生き延びるための基本的な戦略は世界の一部をテリトリーとするのでなく、世界そのものを複数化し、それぞれの世界全体を我有することにある(それぞれの世界は固有の時空を内包する自律した世界である)。
たとえば植物にとって、種子は、既存の空間にただ撒かれる(位置づけられる)のではない。種子はひとつのメディアである——種子それ自身にすでに別の時空間が胚胎され、それが展開されるという点において——。種子は既存の世界(の時空)に属しつつ、根本においてはそこからすでに自らを疎外し(批判し)、別の世界(時空)を蘇生(組成)しつつある。
公共性と芸術作品のありうべき関係を考えるとき、これはヒントにならないだろうか?

Part 1
■会期:8月24日(月)−8月29日(土)
■開場時間:
8月24日(月)|12:00−17:00 
8月25日(火)−28日(金)|11:00−17:00
8月29日(土)|11:00−15:00
■出品者:中川周、小森恵、辻可愛、島津晴美、岡本拓

Part 2
■会期:8月31日(月)−9月5日(土)
■開場時間:
8月31日(月)|12:00−17:00
9月1日(火)−4日(金)|11:00−17:00
9月5日(土)|11:00−15:00
■出品者:前田瑠絵、羽渕徹、河端政勧、山田俊二、田中拓馬

■会期:8月24日(月)−9月5日(土)日曜 休
■会場:GALLERY OBJECTIVE COLLERATIVE
■主催:近畿大学国際人文科学研究所 四谷アート・ステュディウム
■企画:岡ア乾二郎ゼミ 基礎

参考作品(出品作ではありません)

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