the Voice-over 山川冬樹展
1987年、かつてほとんどの日本人が聴いていたであろうその声は
情報の洪水に飲み込まれて突如として死んだ。
19年の歳月を経てその声がもう一度我々の鼓膜を震わせる時、
その振動は記憶の中にある鮮明な像を結ぶだろう。
テクノロジーによる身体拡張をテーマにしたパフォーマンス活動や、
アジア中央部に伝わる歌唱法“ホーメイ”を中心とした
音楽活動で知られる山川冬樹。
作家が学生時代に制作した現活動のルーツともなる映像作品
【the Voice-over】を映像+サウンド・インスタレーション作品として展示。
6日のイベントではあわせてパフォーマンスを行い、 作家の「声」にまつわる過去と現在のミッシングリンクを結んでいく。
■会期 : 2006年8月3日(木)─6日(日)
■作品上映 :
12:00〜, 13:00〜, 14:00〜, 15:00〜, 16:00〜, 17:00〜, 18:00〜
(6日のみ 16:00〜が最終回)
■関連イベント :
作品上映+パフォーマンス+アーティスト・トーク
8月6日(日)18:00開演[17:50開場]
※ 先着順 整理券配布 17:00〜 / ドリンク代:1,000円
■開場時間 : 12時00分─19時00分 入場無料
■主催 : 近畿大学 国際人文科学研究所
四谷アート・ステュディウム アート・プロデュース講座
■協力 : 東京藝術大学 先端芸術表現科
■max/mspプログラミング : 高野 諭
■会場 :
GALLERY OBJECTIVE CORRELATIVE(四谷アート・ステュディウム1F)
〒160-0004 東京都新宿区四谷1-5(JR四ッ谷駅徒歩3分)
Tel : 03-3351-0591 Fax : 03-3353-7300
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山川冬樹 | Fuyuki Yamakawa
アーティスト/ホーメイ歌手。1973年、英国ロンドン生まれ。
多摩美術大学在学中、アジア中央部に伝わる超絶歌唱法“ホーメイ”に
出会い習得。以後、自らの声と身体をプラットフォームに、フジロック・フェスティバルからベネチア・ビエンナーレまで、音楽、美術パフォーマンス・アート、コンテンポラリー・ダンスなど
国内外の様々な領域で活動。2004年よりバンドAlayaVijanaメンバー。
現在、東京芸術大学先端芸術表現科非常勤講師。